奥多摩でパックラフト体験してきた
奥多摩と書きましたが、正確には青梅です。
パックラフトとはなんぞや
皆さんパックラフトはご存知ですか?
パックラフトとは、アラスカうまれのゴムボートです。アラスカの道中を進むために川を越える必要があり、そのために開発されたもの。
この夏楽しんだカヤックやラフティングですっかり川遊びが好きになり、元々好きなキャンプとの親和性も高いパックラフトにたどり着くのはもはや必然だったのかもしれません。
何はともあれ体験です。元々経験者の友人を誘って、夏に長瀞で体験しようと申し込みまで済ませていましたが、あいにくの天気。
バイクキャンプで雨はつらいので、それは泣く泣くキャンセルしました。
ですがやはり諦めきれず、YouTubeでパックラフト動画を漁る日々。
「すごくおもしろそう」「やってみたい」という気持ちが諦めきれず、この度ソロでパックラフト体験をしてきました!
貸し切りだった
道中(電車)いかにもこの人たちパックラフト体験やん、と思しき会話をしている女子軍団と遭遇し、心臓バクバクでしたが降りる駅が異なり、一気にわくわくを取り戻すという出来事もありつつ、今回お世話になったGrandexさんへ。
蓋をあけてみると私一人の体験だったようです。マジかい。
午前・静水(白丸湖)、午後・ダウンリバーという1デイコースを予約していたので、そりゃあもうみっちりびっしり鍛えていただきました。
ダウンリバーが最終的な目標ですが、初心者のため静水でしっかり練習したかった私にはぴったりのコースでした。来年このコースが存続しているかは不透明とのことだったので今年チャレンジしてよかったです。
川は深い
北には山・南には海、そして両者を川が繋いでいるという恵まれた土地に育ちながら、山遊び・川遊びにそれほど打ち込む機会がなく30代になってしまった私。
子供が生まれてから色々なイベントを追体験できているわけですが、川遊びもまさにそのひとつ。「自然を遊ぶ」ことの奥深さに惹かれています。
皆さんは、川の流れがどうなっているか、知っていますか?
水流を利用したら、どうボートが動くか、知っていますか?
ボートに横たわって見る景色がどんなか、知っていますか?
全身筋肉痛だ
湖で理論を教えてもらい、川でひたすら練習をする。
湖ではできたことが、川ではなかなかできない!
川の速さに、水流の強さに圧倒されっぱなし。
フェリーグライドという、水流を利用して流れを横切るダウンリバーの基本的な技術があります。イメージは頭にしっかりあるのに、難しい!
進行方向を決める判断力、漕ぎ切る腕力・気力、オールを差し込む技術などすべてが課題です。必死のパッチでなんとかゴールにたどり着きました。
翌日は全身筋肉痛で、普段の運動で使っている筋力とはまったく違う筋力が必要なんだと体でわかりました。
またやりたい
ダウンリバーはとても難しく、まだまだ練習が必要です。楽しい〜!というよりチャレンジですが、きっとまたやりたくなる。
静水は余裕なのでいろんな季節に楽しみたい。
パックラフトに寝転がって見る桜や紅葉はきっときれいだろうなあ、なんて。
そのためにも、再乗艇(ボートから落ちたあと、再度ボートに戻ること)が余裕でできるようにならないといけないけれど。
また一つ、新たな世界が広がって嬉しかった週末でした。